川上塗料株式会社

人と技術で豊かな未来を創造しよう 地球にやさしさを 暮らしに彩りを お客様に満足を

ご挨拶

当連結会計年度(2025年11月期)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善やインバウンドの増加等による緩やかな回復も見られましたが、原材料価格・エネルギー価格の高止まり、物価高・実質賃金の減少による個人消費の低迷、米国の関税政策の影響など、先行き不透明な状況で推移いたしました。

このような状況下、当社グループは当連結会計年度を初年度とする新たな中期経営計画に基づいて、「コア顧客との協業深化による製品の開発と顧客基盤の拡大」「ビジネスモデルの聖域なき見直しによる収益基盤の強化」「生産性向上と生産能力増強」「技術力強化」「投資強化」等の重点施策に取り組み、持続的成長を成し得る企業体質の構築を目指し、企業価値の向上に努めました。設備投資につきましては、5億円規模の設備投資を計画しておりましたが、発注から納品までにある程度の期間を要する状況もあり、粉体塗料生産設備の導入など232百万円にとどまりました。

当連結会計年度の経営成績につき、機械・金属関連といった当社の主要な取引先での生産減による需要減退などにより販売数量は伸びませんでしたが、一部販売価格是正の効果により、売上高は5,932百万円(前年同期比0.3%増)となりました。利益につきましては、想定以上に長引く原材料高騰及び物流費、人件費など諸経費の増加を、生産性の向上や販売価格への転嫁などで補いきれなかったため、経常利益96百万円(前年同期比32.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益72百万円(前年同期比57.6%減)となりました。

次期(2026年11月期)の見通しといたしまして、堅調な設備投資や新政権の物価高対策により、景気は緩やかに回復していくことが期待されますが、海外では米国および世界経済の減速懸念や、世界各地の地政学的リスクによる原材料価格の高騰・エネルギー価格の高止まりが予想され、我が国においては実質賃金減少による需要不足など、国内外の経済は依然として先行き不透明な状況が続くものと思われます。このような状況下、当社の目指す「優れた技術を発揮し顧客の要望に応え、環境にやさしく人々と社会に価値をもたらす製品とサービスを創造する塗料メーカー」というあり姿の実現に向けて、中期経営計画にて策定した各種施策に取り組み全社一丸となって業績向上・企業価値向上に取り組んでまいります。

今後ともより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。



西村聰一
川上塗料株式会社
代表取締役社長

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